ダナン移住希望者必見!ベトナム ダナンで生活したらいくらかかる?

実際に東南アジアのリゾート地のダナンに居住している僕の生活費も交えてお答えします。
前回、「ベトナム ダナンで月5万円生活は可能か?」の記事で、ダナンでも条件付きで月5万円生活が可能ということを紹介しましたが、一般的にはどれくらいの生活費がかかるのかを今回の記事で紹介していきます。
生活スタイル別 ダナンの生活費
ダナンは、ホーチミンやハノイよりも都市面積が狭く、国内外からの人気リゾート地で、外国人向けアパートよりもホテル数が多いということもあり、ベトナムの中でも平均家賃は1LDKで500ドル前後と高めです。
とは言っても、生活スタイルによって大きく生活費が異なりますので、「ローカル・中流・上流」と3タイプに分けました。
ダナン生活費 比較表
生活スタイル | 生活環境 | 内訳 | 合計必須生活費 |
---|---|---|---|
ローカル |
|
| 580 USD |
中流 |
|
| 1,040 USD (960 USD) |
上流 |
|
| 1,850 USD (1,760 USD) |
外食=ローカルではないレストランで食事。1食10ドル(1,000円)前後。1日昼と夕食の2回で計算。
ローカルスタイルの家賃300 USDは、外国人が居住できる最低レベルの部屋。一部のサービスアパート、コンドミニアムは、家賃に光熱費やネット代が含まれるところも有り。
生活費が大きく変わる主な項目は、「家賃」と「食費」の2つですね。
あとの交通費や水道光熱費なんかは、生活スタイルが変わってもさほど支出に変化はありません。自分がどのような場所に住みたいのか、日本食やレストランなどの外食をどれくらいの頻度で行きたいのかによって、生活費が大きく異なるということになります。
ちなみに、上記の生活費は、生活する上で必要最低限の費用なので、遊興費・交際費・被服費・日用品・医療費を含めるとその分増えます。この辺は、人によって異なるので何とも言えませんが、健康で無駄使いしなければ月2万円くらいを見積もると、1年に1回の一時帰国費用も捻出できると思います。
しかし、ゴルフもしたいし、毎日カラオケに飲みに行きたい、マッサージに行きたいなんてなると、人によっては月10万円以上支出が増えるのではないでしょうか。
ダナンの家賃相場
家賃 月500ドル前後(1LDK)
生活費の中でも一番支出割合が多い家賃(住居費)ですが、前述した通り1人暮らし(1LDK)なら月500ドル前後が相場です。例として、上記写真の部屋は1ルームですが、プール付きのリゾートエリア内にある物件ということで月700ドルします。
物件によっては、この家賃にインターネット代や水道光熱費が含まれているところもありますし、上記写真の物件もこれらの費用込みです。(この写真の物件は、更に月100ドルの管理費をリゾート運営側に支払いますが、この管理費も家賃に含まれています。つまり、実質月600ドルです)
サービスアパートやコンドテルなら、部屋の清掃をやってもらえるところもあります。ただし、ダナンだと部屋掃除は別料金が一般的ですね。
ホーチミンやハノイだと、家賃月300ドルくらいでプール付き物件、部屋清掃込みなどもあるみたいですが、ダナンだと月300ドルでプール付き、部屋清掃込みの物件は無いに等しいです。
住み始めはアパートよりもホテルやエアビーがおすすめ
まだダナン移住前で、「どのような物件があるかも分からない」「大家さんとの契約とか面倒」というのであれば、格安ホテルやエアビー(Airbnb)で月単位で借りる方法もおすすめです。
格安ホテルであれば、清掃も入るし水道光熱費もインターネット代も別に支払う必要はありません。フロントがあるので、セキュリティもある程度は心配いらないというのもメリットです。ただし、格安ホテルの場合はキッチンがついていませんので、自炊はできません。
エアビー(Airbnb)もほぼ同じで、水道光熱費などの費用は込みなので別に払う必要はないので、簡単に借りることはできます。そして、キッチン付きという物件もあるので、自炊したいときも便利かと思います。
格安ホテルなら、1泊1部屋15ドルほどで借りれますので、月で450ドルで借りれます。ホテルによって交渉すれば、月単位だと割引にしてくれるところが多いです。
エアビーも少し調べてみたところ、1ヶ月400ドル~で借りれるところが多いですね。
もっと安く月200ドルで泊まりたいというのであれば、「ベトナム ダナンで月5万円生活は可能か?」の記事でも紹介しましたが、ホステル(ゲストハウス)宿泊になります。6人1部屋など共同部屋にはなりますが、激安で市街地エリアに泊まることができます。
ダナンのレストラン料金の相場
レストラン相場: ランチで1食10ドル、ディナーで1食20ドル
ローカル屋台相場: 1食2ドル
続いて「食費」についてですが、家庭持ちではない限り、ほとんど自炊せずに外で食べる人が多いんじゃないかと思います。
レストラン料金の相場は、ランチで1食10ドル、ディナーで1食20ドルくらいが平均だと思います。もちろん何を食べるか、お酒を飲む飲まないで異なりますが、日本食店も欧米料理店もダナンだと平均このくらいはします。
ローカル屋台だと、1食4万ドン(約200円)前後で食べれますが、毎日食べ続けるというのは結構辛いと思います。

日本料理(和食)は、出汁、味噌、醤油、みりん、料理酒など日本独特の食材や調味料を使う必要があるため、日本から輸入されたものを料理に使う必要があるためです
輸入するということは、輸送費や関税もかかりますし、日本食材スーパーで売るための人件費などコストが増えるため、日本食レストランでも料金が必然的に高めになるということです。
相場としては、日本の食材や調味料などは、日本で売られている価格の約2~3倍はします。僕もアイスが食べたくて、日本食材専門店でガリガリ君を買ったら4万ドン(約200円)したのはショックでしたねw
ダナンのスーパーやコンビニの料金相場
ミネラルウォーター: 10,000ドン(約50円)
ポテトチップス(小): 5,000ドン(約25円)
色々各商品について料金書こうと思ったんですが面倒でやめましたw
上記の商品価格例を見ても分かる通り、現地で生産されている、または、現地でローカルの人も買う商品などは、だいたい日本のスーパーやコンビニの半分くらいの料金です。
尚、ベトナムで生産されている日本米は、5kg=20万ドン(1,000円)くらいします。(味は、本物の日本米に比べるとかなり劣ります)
ダナンで困らず生活するための費用はいくら必要か
- 家賃: 500ドル
- 食費: 700ドル
- プリペイドSIM: 6ドル
- 日用品費: 10ドル
- 被服費: 20ドル
- 遊興費: 100ドル
- 医療費: 保険でカバー
合計: 1,336ドル
以上のような内訳により、合計1,336ドル(約14万円)くらいあれば、不自由なく生活できるでしょう。
セミリタイア生活中の北条の生活費
参考までに、セミリタイア生活中の僕の生活費も掲載しておきます。内訳は、妻と僕二人分です。
- 家賃: なし(持ち家)
- 管理費: 600ドル
- プール管理費: 100ドル
- 清掃費: 200ドル
- 水道光熱費: 400ドル
- 食費: 600ドル(外食 月15回 + 日本食材店購入など)
- 交通費: 100ドル
- 日用品費: 20ドル
- 被服費: 20ドル
- 遊興費: 100ドル
- 医療費: 平均20ドル(歯医者など)
合計: 2,160ドル
自宅の維持費だけで毎月900ドルかかります…水道光熱費も、このエリアに居住すると一般家庭の料金より1.5倍で計算されるので高くなってしまいます。
外食は月の半分くらい行っています。僕はベトナム料理をたまにしか食べないので、自炊も和食が基本ということもあり、日本食材スーパーでの費用が嵩んでいます。
個人として生活する費用は、毎月2,160ドルの支出ですが、もし今の自宅を売り、妻の両親の実家で生活するなら、居住費の900ドルが浮き、水道光熱費の400ドルを実家の家賃として回せるので、1,290ドルで生活できる計算です。そう考えると前述した「ダナンで困らず生活するための費用」の1,336ドルと同じくらいの金額になりますね。
自分がどのくらいの生活レベルを希望とするかによって、ダナンでも生活費が大きくことなります。
平均的な外国人と同じような暮らしがしたいのであれば、「だいたい1,336ドル」前後かかると見ておいた方が良いでしょう。つまり、一時帰国費用なども考慮すると、給料などの収入は毎月1,500ドルが最低でも必要になってくるということです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません